• 東京都チーム(競技かるた部・高2・渡邉慶太所属)、高総文7連覇達成!!競技かるた部活動報告〜その33〜

東京都チーム(競技かるた部・高2・渡邉慶太所属)、高総文7連覇達成!!競技かるた部活動報告〜その33〜

2016.08.03

  • かるた部

8月1日(月)~3日(水)にかけて行われた、文化部のインターハイとも呼ばれる「第40回全国高等学校総合文化祭(ひろしま総文)」小倉百人一首かるた部門(広島県呉市)に、高校競技かるた部2年の渡邉慶太くんが東京都代表メンバーの1人として出場してきました。

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先日、悲願のかるた甲子園(滋賀・近江神宮)に初出場してきたばかりの海城かるた部ですが、高総文の代表メンバーに選出されるのも今回が初めてのことです。渡邉くんは、東京都代表(全8名)として暁星・都立白鷗・都立駒場・安田学園・晃華学園・海城の合同チームで練習を重ね、この日に臨みました。

初日は、開会式と交流会。広島やかるたに関するクイズやゲームで他校の選手と交流を深めました。その後、予選リーグの抽選会が行われましたが、かるた甲子園優勝校を擁する東京都と同準優勝校を擁する大分県が、いきなり同一ブロックに入ることが決まりました。

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2日目には、予選リーグ・決勝トーナメント進出戦の4回戦が行われました。

予選リーグ一回戦の相手は、秋田県。8人のメンバーの中から、5人がエントリーしてそれぞれ戦い、勝ち数を競います。渡邉くんも出場し、 21枚の大差をつけて勝利。チームとしても5戦全勝で一回戦を終えました。

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続く二回戦の新潟戦も5戦全勝を収めた東京都チームは、同じくここまで全勝の大分県とブロック1位通過をかけて三回戦を争いました。激しい攻防の末に、3-2で勝ち星を挙げた東京都がブロック1位通過を決め(ベスト16)、最終日の決勝トーナメント進出をかけた進出戦へと駒を進めました。

進出戦の相手は宮崎県。この大事な局面で、再び渡邉くんの登場です。ここで渡邉くんは13枚差で束勝ちし、チームとしても5-0での勝利を収め、最終日の決勝トーナメントに進出を決めました。

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いよいよ、最終日の決勝トーナメントです。
準々決勝の相手は、今回の総文の開催地である広島県。(ボランティアの生徒の皆さんは、今回の大会のために前日から集まって下さったそうです。たくさんの方々の支えで大会が成り立っていることに、改めて感謝をしたいと思います。お昼ご飯も瀬戸内の食材がたくさん。写真は、高総文の自然科学部門に出場し、ともに広島で健闘した地学部の記事を是非ご覧ください。)この試合は3-2での勝利。やはり、決勝トーナメントともなると、厳しい戦いが続きます。

準決勝では、こちらも強豪校ひしめく静岡県との試合になりました。渡邉くんはこの試合にも出場し、四将の実力者相手に5枚差で勝利します。今回の大会で、負けなしということになります。チームも5-0での勝利となり、見事決勝進出を果たしました。

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決勝の相手は、大阪府チーム。大阪は予選2位通過ながら、数々の強豪チームを下しての決勝進出。勢いのある相手であり、また「試合前に静かに円陣を組んで集中力を高める東京チームと対照的で、かけ声など元気の良い点が特徴」(審判長)と評されるチームです。

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決勝にふさわしい熱戦となったこの試合を4-1で勝利し、東京都チームは優勝。これで、東京都チームは高総文7連覇となりました。

多数の学校が集まる連合チームならではの難しさもあったかと思いますが、抜群のチームワークで大会を制覇した東京都チーム。渡邉くんもメンバーとして参加し、他校の生徒と様々な交流をしたこと、また全国大会の舞台で勝利を収めたことなどで、多くの収穫があったように思います。
「優勝できて嬉しいので、これからもかるたに励みます。」とシンプルかつ非常に頼もしい感想を述べてくれた渡邉くん。この大会で吸収したことをかるた部で還元し、部全体の実力向上にますますの貢献をしてくれることを期待します。

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全国大会の引率ができる顧問はそうそういません。このような経験をさせてくれた渡邉くんに改めて感謝したいと思います。

来年は宮城での開催となります。海城からの代表メンバーが増えるように、これからも練習頑張りましょう!

この夏、一段と大きくなった渡邉くんと、海城かるた部の応援を今後ともよろしくお願いします。